息子の医学部合格応援団!英語満点を目指す演習ブログ

ロンドンから月水金更新。英検1級の公認会計士が、入試でよく出る英文法や単語を詳しく解説しています。

これが同じ名前!? 英語の愛称いろいろ

日本ではよく「今年はこんなキラキラネームが出ました」的な記事が出ますね。英語圏はその点けっこう保守的で、名前は聖書や古典を元にしたものが多いです。名字のバラエティも少ないので、やたら同姓同名が多いのも特徴です。

私の銀行でも例えばマイケル・ブラウンさんは10人近くいて、会社アドレスがm.brown7とかになっていて、ちょっと気の毒な感じ。

同じ名前が多いのと文字数の長い名前も多めなせいか、本名ではなく愛称を名刺などオフィシャルな目的で使っているケースも多いです。例えばクリントン大統領はビル・クリントンで通っていましたが、本名はウィリアム・ジェファーソン・クリントンです。本人がウィリアムの愛称ビルを使いたがる場合は、William Jefferson "Bill" Clintonと、かっこ書きで表示します。これは履歴書を書く時などにも使えます。

ビル・クリントン - Wikipedia 

f:id:medicpress-harada:20170218221422j:plain

その他に非常によく愛称が使われる名前には、以下のようなものがあります。

・Michael マイケル=Mike マイク, Micky ミッキー, Mick ミック, Mika ミカ

・James ジェームズ=Jim ジム, Jimmy ジミー, Jamie ジェイミー

・Robert ロバート=Rob ロブ, Bob ボブ, Bobby ボビー(頭文字が変わると最初は焦ります)

・Richard リチャード= Rich リッチ, Dick ディック, Chip チップ(最近はdickと小文字で書くと性器の隠語になるので、Dickを好んで使うリチャードさんには会ったことなし)

・William ウィリアム=Will ウィル, Willy ウィリー, Bill ビル, Billy ビリー

・Edward エドワード=Ed エド, EddyまたはEddieエディ

・Thomas トーマス=Tom トム

・David デービッド=Dave デイブ

・Daniel ダニエル=DannyまたはDannie ダニー

・Nicholas ニコラス=Nick ニック

・Andrew アンドリュー=Andy アンディ, Drewドリュー

・Charles チャールズ=Charlie チャーリー, Chuck チャック

・Henry ヘンリー=Hank ハンク

・Jackson ジャクソン=Jack ジャック, Jacko ジャッコ

・Phillip フィリップ=Phill フィル

・Christopher クリストファー または Christian クリスチャン=Chris クリス

いくつ知っていましたか?元はけっこう重鎮っぽい名前が、軽やかに短くなるケースが多いですね。エドワードとかかなり王族っぽいかも。トムやクリスは、本家より広く使われています。

 

女の子版も、同じ名前じゃないだろ!みたいなの満載です。

・Elizabeth エリザベス=Lizzy リジー, Liz リズ, Beth ベス, Bethy ベッシー, Betsy ベッツィ, EllieまたはElly エリー , Izabella イザベラ, Iliza イライザ, Liza ライザ。さらにIzabellaの発展形でBella ベラ, Belle ベル, Isobella イソベラ, Izzy イジー

(娘がシドニーで女子校に行ってた時は、イライザちゃんとイザベラちゃんがクラスに4人、ほかにエリザベスちゃんもいました。恐るべしエリザベス人気)

・Margaret マーガレット=Maggy マギー, Madge マッジ

・Cathrine キャスリン=Katy ケイティ, Cathy キャシー, Cath キャス, KatまたはCat キャット

・Caroline キャロライン=Carrie キャリー, Carol キャロル

・Patricia パトリシア=Pat パット, Patty パティー, Patsy パッツィー

この変換を知っておくと、外国人のパスポートと呼び名が一致しなくて混乱することはなくなります。パスポートは出生証明書を元に作成されるので、最初から親が愛称をその子の本名にしていない限り、ゴツい名前がそのまま使われます。

 

ちなみにキャスリンほどポピュラーになると、欧州各国に同じ名前で綴りが違うケースがゴロゴロしています。ロシアの女帝エカテリーナ二世も、キャスリンです。フランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーブもキャスリンです。

チャールズもフランスではシャルル、スペイン語圏ではカルロスです。ヘンリーはフランス語圏ではアンリとなり、Hを発音しません。スペイン語圏ではエンリケです。ずいぶん印象が違いますね!