長文読解問題 ─ 時事ニュースの解説 3/4
さてトランプ大統領の施政方針演説は、一貫して主張している移民排斥と軍事力増強の2点には言及したものの、選挙期間中の言いたい放題に比べるとやや抑え気味だったと評価されています。それが表れているのが、第3段落目です。
Trump's overall message on immigration ー one of his signature campaign issues ーwas unexpectedly mixed.
新聞記事には特に多いですが、また「ー」で修飾節が挿入されています。内容は背景を説明するものが多いです。
★Trump's overall message on immigration / トランプ大統領の移民に関する全般的なメッセージは
ー one of his signature campaign issues ー / これは彼の選挙戦でのお決まりの政策だったのだが、
was unexpectedly mixed./ 意外なほど内容がまちまちだった。
メキシコ移民を犯罪者呼ばわりするという世紀の暴言を吐いたトランプ大統領ですが、今度ばかりはunexpectedly mixedと言われるような発言をしたようです。否定の意味を与えるun + 期待するという動詞expect + 形容詞化させるed + 形容動詞化させるlyのセットで「意外なほど」となります。
下線部で出題していた単語は、混ぜるという動詞mix + 形容詞化させるedで「まちまちな」という意味でした。
映画など作品が絶賛されなかった際は、
★Justin's new album received mixed reviews. 「ジャスティンの新しいアルバムは、評価が分かれた」
などと言われます。
では、トランプ大統領の移民関連の発言で、何が変わったのでしょう?答えは日本でも紹介されました。
今日は白馬に行って、スキーをしました。
子供たちはオーストラリア生まれで、シンガポールに住んでいたこともあります。どちらも雪には縁の薄い国です。積雪2mなどという銀世界は初めて。雪を見て興奮するレべルですから、スキーというのはchallengingに過ぎるかもと思いましたが、本人たっての希望だったのです。
小さい子のようにはしゃぐピカピカの笑みを見て、短い休暇に無理してスキー旅行を組み込んだ甲斐があったと、嬉しく思いました。息子は初スキーの虜になって、札幌に行ってまたやりたいと張り切っていましたし。
子供たちに幸せを与えることが出来て、神様に感謝です。