医学部合格応援団◇息子のための英文法演習ブログ

ロンドン単身赴任の米国公認会計士が、息子のために医学部受験向けに英語を解説しています。

お金は大事だよ、という話💰

おはようございます。私は、米国公認会計士&公認不正検査士です。誰が数えたのか、世界のお金の11%が私の勤める金融グループを通るそうです。いやいや、それはないだろうと思ったのですが、

  • A銀行に預けられた100万円がうちの年金運用会社の商品に投資されて、うちの信託銀行に保管されて…
  • 上場会社がシンガポールの不動産に1000億円投資する時に、うちの銀行で為替を買って、その不動産がうちのオルタナファンドになって…

という風にカウントしていくと、同じお金が金融機関をいくつも通ります。そしたら11%という計算になるかも…。10%じゃなくて11%というあたり、何か根拠がありそうな感じがしちゃいます。

 

毎朝7時に家を出て、銀行で10時間ぐらいこういう仕事をしています。しかも月の半分以上はイギリス内外に出張です。そんな中で毎日ブログを書いて、もう少しで100日になります。

毎日ブログに時間を割くのは、息子に少しでも英語力アップのコツを伝授したい…というのが大きな理由です。

ただし他にも

  • 日本とオーストラリアの家族に、ロンドンでの生活の様子を知らせたい
  • センター試験の英語で満点を取って、国公立の医学部に行ってほしい

という動機があります。

 

まず1点目について。

夏時間かどうかによって、ロンドンと東京との時差は8-9時間、シドニーとの時差は9-11時間もあります。家族との電話はどうしても週末に限られます。でもこうしてゴソゴソ毎日記事を書いていたら、「風邪は治ったんだね」とか「また食あたりしてる」とか、家族にこちらの様子が伝わります。少なくともまだ死んでない証にはなるし!

 

次は2点目のお金について。

私はオーストラリアの大学院を出て監査法人で丁稚奉公をして以来、キャリアの大半を外資系金融に勤めて来ました。だからこの10数年、勤務医ぐらいは稼いでいます。それでも息子が国公立の医学部に行くのと私大医学部に行くのとでは、家計に大きな影響が出ます。

学費が安めの慶応や慈恵医大のような最難関私大医学部に受かったとしても、6年間の学費は2200万ほどかかります。国公立だと600万を切りますから、少なくとも1600万は違いますね。地方の国公立に行って一人暮らしの経費がかかっても、1600万にはなりません。

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1600万なんて1年で稼げよと思うかもしれませんが、それは無理!年収1600万でも、手取りは1600万じゃないからね。やっと1000万を超える程度です。年収2000万でようやく手取り1300万。年収3000万で手取り1800万らしいから、1600万家に持って帰ろうと思ったら、年収は2700万ないと無理です。

サラリーマンでその額を稼げるのは、上場会社の役員・パイロット・ファンドマネージャー・天才セールスマンなどに限られます。あとは「3年で家が建つ、5年で墓が建つ」と言われる某証券会社ぐらいかな。

ちなみに普通のお父さんは、年収600万で手取り500万弱だそうです。

40歳代の平均年収をリサーチ-年収ラボ

会社経営者は節税できるけど、サラリーマンは年金・健康保険・生活保護とかの財源としてごっそり取られる宿命です。だから、3倍稼いでも3倍は入って来ません。累進課税だからしょうがないね。お金はあるとこから取らないと、国の財政を支えられないから。

さらに悪いことに、お金に余裕があるとどうしても生活が派手になります。家族を甘やかす私も悪いのですが。あと手取りの半分は、子供たちが友達とどんちゃん騒ぎしている杉並の家のローンに消えるしね。

つまり息子が学費で1600万円節約してくれると、私がもう1人いて8年とか10年間稼いでくれるぐらい恩恵があります。

 

そう考えるとこのブログも、センター英語でいかに満点を取るかに特化した方がいいですね。人気の私立医学部の予想問題はひと通り作ったから、いったんおいておきましょう。

これまでもセンター用の長文読解問題はいくつか書いたので、リンクを貼っておきます。

medicpress-harada.hatenablog.com

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長文読解は私立医大のも含めて10個以上書いたから、あと作るとしたら文法とか発音問題ですね。長文の解説を詳しく書く楽しみがなくなるのは、ちょっと残念かも。なんだかんだ説明するのが好きなのです。