医学部合格応援団◆英語上級者向け演習ブログ

ロンドンから隔日更新。英検1級の公認会計士が、入試でよく出る英文法や単語を詳しく解説しています。

センター予想問題 — 問3Aの解説前編

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問3Aの解説を開始します。問1は、お母さんと息子のジミー君の会話です。

このタイプの問題は、空欄のすぐ次の文章(たいてい最後の文)を読むのが正解への近道だと昨日説明しました。最後の文では、天気予報の話をしていますよ。ちゃんとここから読んで解きましたか?予想問題本文はこちらです。
medicpress-harada.hatenablog.com

Mom: Have you packed your bag for the trip?  I cannot deliver your shoes like I did last time.

Jimmy: Yes, I have.  I am a big boy now.  Have some faith in me, mom.

Mom:  Alright, big boy.  But what about an umbrella?  You don't like getting wet in the rain, do you?

Jimmy: Oh, ④ I don't think that would be necessary.   The weather forecast says that we will have a clear sky throughout the week.

 

上記の通り、正解は④です。まず選択肢を見てみましょう。

① I completely forgot about it! 全く忘れてたよ!

② I think it won't be necessary. (英語として誤り。意味は④に近い)

③ that's a great idea.  Thanks mom. いい案だね。ありがとう、ママ。

④ I don't think that would be necessary.  それは要らないと思うな。  

 

なぜ②がダメかというと、英語では自分がどう思ったのかを最初に明らかにするのが大事だからです。

例文は、お母さんが息子に傘が要らないかと尋ねる内容です。息子はそれが必要なのかそうでないのかを、まず答える必要があります。よって、I think 〜 is not xxx.では、notが来るのが遅すぎます。よって、④のようにI don't think 〜というのが正しい語法です。

 

それでは1文ずつ見ていきますね。

Mom: お母さん

★Have you packed your bag / もう荷造りはしたの?

for the trip?/ 旅行用に

★I cannot deliver your shoes  / 靴は届けてあげられないわよ。

like I did last time./ 前回みたいに

ジミー君は部活の合宿か何かで、小旅行に出るようです。それをお母さんが世話を焼いています。前回はシューズを忘れて届けてもらったというから、忘れん坊さんなのですね。

 

Jimmy: ジミー

★Yes, I have./ うん、済んだよ。

Have you 〜?で始まる疑問文ですから、回答もhaveを使います。

★I am a big boy now./ 僕ももうお兄ちゃんだよ。

★Have some faith in me, mom./ お母さんもちょっとは信頼してよ。

どうやらジミー君的には、去年よりお兄さんになったつもりのようです。

faithは「何かを信じる心」「信仰」という意味です。珍しいですが、女の子の名前でもあります。have a faith in 〜で「〜を信じている」というイディオムです。使う前置詞はinなので間違えないように。

同じような言い方で、You can trust me, mom.やCount on me, mom.もあります。「頼りにしてくれて大丈夫」という意味です。

 

Mom: お母さん

★Alright, big boy./ はいはい、お兄ちゃん。

★But what about your umbrella?/ でも傘はいいの?

★You don't like getting wet in the rain,/ 雨に濡れるのは好きじゃない

do you?/ でしょう?

文がdon'tで始まっているので、その付加疑問文はdoで受けています。

 

Jimmy: ジミー

★Oh, I don't think / あぁ、〜とは思わないよ。

that would be necessary./ それが必要とは

この文のthatは傘を指します。文と文をつなぐためのthatは省略されているから、混同しないこと。

★The weather forecast says that / 天気予報はthat以下と言っているし。

we will have a clear sky / 晴れるって

空がクリアということは、雲のない晴天という意味です。we will have a clear skyを言い換えると、it will be sunnyとなります。

throughout the week./ 1週間ずっと

throughoutは「〜の間中ずっと」という前置詞。all through 〜と同じ意味です。アクセントはoutにあるので要注意。

all throughと綴りがそっくりの単語にalthough 〜がありますが、これは「〜ではあるものの」という接続詞で、全く意味が異なります。althoughの後は単語ではなく文章が入るという点も、all throughとは異なります。

★Although I am not a big fan of Mariah, I really like this song. マライアのことはあまり好きじゃないけど、この曲はすごい好きだな。

といった使い方です。これも発音問題で狙われがちですから、オンライン辞書で確認しておいてください。 

throughout - definition of throughout in English | Oxford Dictionaries

although - definition of although in English | Oxford Dictionaries

天気予報がずっと晴れると言っている、というのが大きなヒントになり、空欄には「傘は要らないはず」という文が入るのだと分かりますね。くれぐれも、選択肢②のような誤った話し方はしないようにしましょう。