医学部合格応援団◇息子のための英文法演習ブログ

ロンドン単身赴任の米国公認会計士が、息子のために医学部受験向けに英語を解説しています。

色々ありますシリーズ・痛みについて

日本はお盆休みですので、今日は軽めの記事を書きます。

カテゴリー「英語を好きになろう」には、海外生活11年の私が思う英語習得のポイントや小ネタが入れてあります。今回の「色々ありますシリーズ」もいくつかアップしていますので、下のフォルダーを見てくださいね。語彙を増やすのに役立ちます。

medicpress-harada.hatenablog.com

今日のお題は痛みについて。「~が痛い」という言い方の代表的なものは、痛む箇所を指差して

★It hurts here.「ここが痛みます」

です。hurtは「〜が痛む」という動詞で

★My back hurts. = My back is painful. = I have a back pain. 「背中が痛い」

となります。

hurtは、名詞のheartとは全く発音が違うので気をつけましょう。センター試験でも模試でも頻繁に出題されます。hurtは舌を丸めてウー、heartは普通にアーです。アメリカ英語だとちょびっとrを意識して入れますが。

hurtの口語でよく使うのは

★You're hurting me.「(お前のせいで)痛いじゃないか」

です。電車の中などで足を踏まれ、相手が気づいていない時などに怒気を含んで言ってやりましょう。ちなみに

★「痛い!」ととっさに叫ぶのはOuch!

です。発音はウチ!

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~痛という言い方にも色々あるので、それも整理しておきます。これは痛みという名詞acheを使います。発音はエイクです。まずは色々な痛みの種類から。

★歯痛  a toothache(tooth + ache)

★頭痛  a headache (head + ache)

★胃痛  a stomachahe (stomach + ache)

分かりやすいですね。

このパターンに当てはまらないのが

★腹痛  an abdominal pain

★偏頭痛  a migrane

です。

 

acheが内臓系の痛みを指す場合が多いのに対し、painはもっと鋭い、怪我による痛みを伝えるのに使います。

★鈍痛 dull pain

★刺すような痛み sharp pain

★なかなか取れない痛み lingering pain

など形容詞を変えることで、色々な痛みを表現できます。

「~に痛みがある」という時もpainを使って

★I have a sharp pain on the right ancle. 「右足首が、ウッとなるほど痛い」

★Jenny is complaining about her back pain on the left.「ジェニーは背中の左側が痛むと言っている」

などと言います。

 

ここで冠詞に注目!下線で示した通り、痛みの箇所を示す時の冠詞はtheです。場所を特定しているからですね。一方で「歯が痛いよ」などと訴える時は

★I have a toothache on the right.「右側の歯が痛い」

という風にaを使います。これは痛みについて初めて言及しているからですね。冠詞についてはこの記事でまとめましたので、復習しておきましょう。

medicpress-harada.hatenablog.com

最後にもう1つ。炎症で広い範囲が痛い場合は、soreという形容詞を使います。

★I shouldn't have run so much yesterday.  My whole body so sore today! 「昨日あんなに走るんじゃなかったよ。今日は全身が痛いや」

という例文で覚えましょう。

喉の痛みも炎症ですから、I have a sore throat.と言います。

 

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