色々ありますシリーズ・英語のチャットで使う略語
thx
np
oic
omg
wifm
さて、これらはなんという英語の略でしょう?
シドニーのロイターで働いていた頃は、東京のデスクの人とよくチャットをしていました。金融ニュースをその場で英語から日本語に直して、マーケットに出す仕事でした。一刻を争う環境ですから、メールでなにかやり取りするよりメッセンジャーでチャットする方が早いのです。
あれから12年…。今は銀行勤務ですが、チャットはやはり使います。ただ相手が日本人ではなくアメリカ人やイギリス人なので、使う略語も英語です。
ちなみにチャットでは、めったに大文字は使いません。スピード重視だから、わざわざ大文字変換する手間を惜しむのでしょう。またインフォーマルな手段ですから、目上の人にも出しません(向こうから来たら返信しますが)。
上記の略語のうち
★thx = thanks 「ありがと」
★np = no problem「大丈夫だよ」
★asap = as soon as possible「大至急ね」
は分かったかもしれませんね。それ以外は友人としか使わない、ごくくだけた言い方です。
oic = Oh, I see.
「あ、そうか」ですね。ただのI see.つまりicでも使います。
一方、omgはOh my God!の略。「なんてこった!」ですね。Godと直接的に神様を呼ぶのには抵抗のある欧米人も多いので、そういう人たちは口頭ではOh my Lord!とかMy Goodness!と言いますが、チャットではomgです。
wifm = What’s in it for me?
これはWhat is in it for me?の略で、
- What is in it?「その中になにがある?」
- For me?「私のために」
の2本立てです。つまり「私の役に立つようなことが、その中にある?」転じて「(手助けしてあげてもいいけど)私に何かいいことある?」という言い方です。
wtf = what the fxxk…!「ゲゲゲゲゲ、まじ?」
fxxkはfワードとも4レター・ワードとも呼ばれる卑猥語ですが、日常生活では男女合わせてとてもよく使います(特にアメリカ人!使いすぎ!)。fxxking と形容詞形にしてありとあらゆる名詞の前に入れると、その意味を強調できます。ただし、品性は疑われますね。ちなみに4レター・ワードというのは、sxxtやpxxsなど下品な言葉に4字のものが多いことから来る呼び名です。
あまりに驚いた際は、What the…!で止めるのが大人です。theを低めに言うのがポイント。
★lol = laugh out loud「ゲラゲラ笑う」「www」
日本語で言う(爆)ですね。最初にlolと書かれたメッセージをもらった時は、ロルってなんだろうと思ったものですが、laugh out loudの略でした。今日ご紹介した中で、一番よく使うのはこのlolです。チャットは親しい人としますし、親しい人との会話というのは楽しいことが多いからかもしれません。
ということで、タイトルのoic lol thx!の意味は「そっかぁ。笑えるね。ありがと」でした!